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あっちもこっちもブーメラン

3次元の無限の可能性、さぐってみます

第7回「おたくとリア恋」~その2:認知・接触と同担編~

おたく 対談

※はじめましての方はまずこちらから。


boomerang.hateblo.jp


かりん:さて基本情報で盛り上がりすぎて話もりもりになってしまったので1週目からすでにページを分ける事態になりました。「基本編」に続き「認知・接触と同担編」です!
ちなみにこの後に「推しとおたくの関係性編」「ゴールはどこ?編」と続き、最後にオマケで皆さまからのご意見を集めた「思いの丈とお悩み相談編」を更新予定です!
という訳で本題に戻りましょう。次はざっくばらんに言うと「おたく歴がどれくらいで、いつごろリア恋だと気がついたか?」「その理由は?」というような質問をしてみました。



Q.推しのおたくになってからどれくらい?
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Q.おたくとして好きになってからリア恋するまでどれくらい?
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Q.今の推しに限らず、「リア恋していた」事はありましたか?
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ミナミ:このアンケートから「おたく歴5年を境にリア恋おたくがぐんと少なくなる」加えて「リア恋になるのはおたく歴1年以内がほとんど」ということが見てとれるわけだけど、これって単純にどの現場でも入れ替わっていく所謂新規層がおたくの大多数で古参と呼ばれるような長年同じ人を好きなおたくの方が圧倒的に少ないから必然的にこういう結果になるのかな?
優子:まあ見てる時間が長くなればなるほど、愛着もわくし「長い間推してる」って事はそれだけ色んな面も見えてくるしね~。
かりん:あとリア恋経験者と未経験者が綺麗に2つに分かれたのも凄い面白いね。「初めての推し」の項目を作ってるから、「今回が初めて」の人は今までおたくをやってきたけどリア恋は初めて…っていうので余計に戸惑う感じはあるんじゃないかな~。
ミナミ:初めての推しの人はある種初恋みたいなもんだしね?ちょっと違うけど!
なつき:ある程度長く推してる人がそれまでとは違ってリア恋になるっていったいどういうきっかけなんだろう……すごいドラマが隠れてるんじゃないかって勝手に期待しちゃうな(笑)
優子:「ずっと友達だと思ってたアイツがいきなり気になりだして…!?」みたいな?
かりん:そのドラマ性はあるかもしれない!
ただ結論からいうと「具体的な事は何も炙り出されなかった質問」というところです。やっぱり明確な答えが出ないなおたくのアンケート…流石……。



Q.あなたが「リア恋している」相手との接触頻度はどの程度ですか?
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Q.推しはあなたの事を認知していますか?
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優子:私は接触できるアイドル現場だから、その対応で恋に落ちちゃう~!ってのは解るんだけど、「接触した事ないのにリア恋してる」っていうのはつまり…?
かりん:偶像崇拝」に近いかもしれないね~。おたく分母が大きい現場だとこのパターンは大いにありえるか。確かにここの層は解決法がないから大変だなとは思う…。
なつき:自分の中で「理想の推し」をつくり上げてるってことかな?でもそれって対芸能人として考えると普通のことなのかも……。実際に会えて話す機会もないとなると想像するしかないからな~。
ミナミ:現場規模にもよるよね。ただ、そういうタイプはいざプライベート面がちょろっとでも見えた時に「なんか思ってたのと違ったわ」って一気に冷めてそのまま降りがちなイメージある。
優子:確かに!それはリア恋問わずあるかもしれない!小さい現場の方が「まあこういう人だよね」感は持ってるおたく多いかも!

かりん:私は逆に「確実に認知されてて、月に1度以上接触できる相手」にリア恋してる人の方が大変な事になってる気がするんだけど…。
ミナミ:認知されてて且つ頻繁に接触機会があると、楽しい時ばかりではないかもしれないけど、良いことがあった時の感動もひとしおだからどんどん好きになってしまうし、それこそリア恋底なし沼に入ってる感覚だと思う。
かりん:それだよね、ある種「普通に会話出来ちゃってる」状態になってて、でもそれはあくまでも「推しとおたく」の状態だから~~っていうこの……まさに……。
優子:でも逆もいない?「認知されたから好きになっちゃった」みたいなタイプ!アレ私苦手だ!!
なつき:それってつまり自己愛に近い部分はありますよね?優しくされてるから好き、みたいな?
優子:そうそう!それ!!!私はあくまでも推しのパフォーマンスが好きだから、ファンサとか認知ありきで好き~って言われると……まあそれも売り物だから仕方ないけどあんまり納得はいかないかも……。単に認知厨*1とか対応厨*2が嫌いなだけかもしれないんだけど。
なつき:私すごくちょろいおたくなので、女子アイドル相手でも覚えててくれると推しじゃなくてもテンション上がったりするから認知されたから好きになっちゃうっていうのはちょっと気持ちがわかるかも……。
少なくとも自分に1ミリくらいは興味を持って覚えてくれたってことだから、嬉しいなと思っちゃう。なんとも思ってなかった相手なのに「えっ、私に興味を持ってくれてたの!?」ってたとえ向こうはお仕事であったとしてもちょっとときめいちゃうな。
かりん:「自分に1ミリくらいは興味を持って覚えてくれた」!!!すごい!!その発想はまったくなかったから「確かに」だ……!
ミナミ:私たちの感覚も大分おかしくなってきてるのかもしれないね(笑)。確かに自分とは絶対関わるはずのない世界の人と触れ合う機会があったら、それだけでドキドキしてしまう……という感情を我々はどこに捨ててきたのだろうか……。
優子:それ言われると、私も自分がめっちゃ視野狭くなってるだけかもって反省してきた……。



Q.「同担」「同厨」「推しかぶり」など、同じ人を応援している人に対してどう思いますか?
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その他のご意見

  • 応援スタンスがあっていれば問題ないけれどそれ以外は苦手
  • SNSでの交流は平気だけれど実際一緒に現場に行くのはNG
  • リア恋である事を許容してくれる人は平気
  • 自分は同担が好きだけど、リア恋である事を隠してるから申し訳ない
  • 現場に行けない時期は距離を置きたい
  • 自分より古参は苦手
  • どうみてもオキニは辛くなるから無理
  • 推しの事を神格化しすぎてる人は苦手
  • 本当は無理だけど推しに嫌われるから我慢している


かりん:今更ですが、今回の記事では現場問わず「同担」という表記でくくってあります!あしからず!
そんなこちらの回答は、概ね「相手により」「応援スタンスが合えば」なご意見が多かったです。ちなみに、この話題はうっかり「リア恋してる人」のみに聞いてしまったのですが、よくよく考えたら別件でもよかったなというのと、是非また別で話を聞けたらと…。
優子:リア恋ではないけど同担拒否問題は確実にありえるもんな!?
ミナミ:あと「過激な応援スタンスの人は潰す」っていう過激なコメントがあったんだけど、ナイスブーメランだった、その回答が過激だ!
なつき:リア恋じゃなくとも推し被り敵視の心理って出てくるものだと思うのでそれはぜひ後日別で話したい!でも恋愛っていう感情が出てくるとより攻撃的になってしまうのかな……。
優子:リア恋でなくても攻撃的な人は大分増えてきたけど、「自称リア恋だから過激でもいい」って免罪符掲げてるおたくは増えたかもしれない。
ミナミ:ある!でも、そういう人ほど「ファッションリア恋」で、実際本格的にこじらせてる人はあんまり攻撃的じゃなかったりもするけど…。それはでも現場の環境差もあるかもしれないなあ。
かりん:とはいえ「リア恋おたくは過激」ってイメージはつきがちだよね。

なつき:それから「自分は同担が好きだけど、リア恋である事を隠してる」ってすごくつらそう……。
優子:それって自分の中で2面を持ち合わせてるって事なのかな?「同担と接するリア恋じゃない自分」と「同担に見せられないリア恋の自分」みたいな。
ミナミ:あ、そんな感じかも。私も別にわざわざ波風立てたくないから余計な事は言わないし。まあもう若くないから同担に対して「好き・嫌い」とかいう感情すらもなくなって誰とも交流してないけど…(笑)。
かりん:年齢の話はやめて!!!!!(笑)
あと「推しの事を神格化してる人は無理」っていうのは現実面を見ようとしてるからこその所があるかもしれないよね。「アイドルはトイレに行かないし彼女もいない!だからリア恋勢嫌い!」って人の逆の考え方というか。「私はトイレに行くのも彼女がいるのも知ってるから神様みたいに扱わないで!」ってのはあるかも。
なつき:推しが神様のおたくVS推しは人間のおたく……。
優子:おたくの100年戦争の議題がどんどん増えていく…。



Q.推しの異性の共演者、スタッフ、友人知人などに対してどう思いますか?
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その他のご意見

  • 共演者などが演技以外で推しにベタベタしていたりするのは無理
  • SNSで「イケメンと仕事してます!」アピールする関係者は嫌い
  • 推しの写真をアップしてくれるのは嬉しいから感謝してるけど、余計なコメントはいらない
  • 絶対に恋愛感情じゃないのに役柄的に仲良くしてる写真をアップしてるのは逆に微笑ましい
  • 推しの今後の活躍の為に役に立つ人は全員大好き
  • 私の邪魔をしなければ平気、推しと話してる時にわざわざ絡んでくる人がいて今でも顔を見たくない
  • 推しが既婚者のため奥様が地雷
  • リア恋おたくであるのを知っていて謎に応援してくれるスタッフさんがいて感謝してる(あくまでもおたくとして)


かりん:「余りにも綺麗な人だと気にしないけど普通の子だと気になる」って意見もあれば、「自分より可愛いと無理」という意見もあって結構面白かったです。完全にここは恋愛価値観の話なんだろうな~。
ミナミ:はい!!!私言いたいことある!!!
かりん:なんでしょう!!
ミナミ:その他の意見にもあったんだけど、「関係者側がおたくを威嚇してくるパターン」が死ぬほど嫌いなんだけど!!
かりん:あーーーある。残念な事にある…。
優子:それは!?どういう事!?!?ハガシがえげつないとかではなくて!?
ミナミ:なんだろうな、確かにこっちが関係者を良く思えないパターンはあると思うけど、あちらがいち一般人であるおたくに対抗心燃やしたり自慢げにアピールしてくると「なんてレベルの低い関係者なんだ」と思ってしまう…。
かりん:具体的に言うと、推しの彼女さんに認知されてて、出待ちOKな現場で睨まれるとかは結構あるし、SNSエゴサしておたくにわざわざ「いいね」とかしてきちゃう人いるんだよね…。
優子:メンタル面のハガシだ…!?
ミナミ:メンタル面のハガシ!!(笑)私が見たことあるのだと、本人がおたくに対応してる横で共演者(彼女)が不機嫌そうにしてて、急にハイネックの中につけてたペアネックレスをわざわざハイネックから出してアピールしてきたっていうのが…(笑)。
なつき:えげつない!!(笑)前にこのブログでも「黙っていられない作り手」の話してたけど、それに近い回答もあったね。
ミナミ:結局そうやっておたくを「女性」として向こうがカウントしてきたり、敵対心燃やされるから「お?これは?」って誤解するおたくは増えそう…。

かりん:応援してくれるスタッフさんに関してはその逆パターンだよね。あくまでもおたくとしてだけど、多分この回答くれた人は「いいお客さん」認識なんじゃないのかな~。
優子:でもリア恋だから「いいお客さん」だと思われてるのが辛いとかないの?
かりん:往々にしてあるわ……。
なつき:そもそもを言うと、この関係者との距離感が見えてしまう感じ、分母の少ない現場ならではのものだと思うのですごく新鮮!
ミナミ:そのギャップはあるかもしれない!私の周りは推しのマネージャーや、おなじみのスタッフの名前を把握できるような現場だから、大きい現場のおたくと話してると「えっ?なんでそんな事知ってるの?」ってなる…分母大きい所は、まず関係者をマークするっていう発想がないだろうし。
優子:「関係者をマークする」って、言い方怖いんだけど!!(笑)
ミナミ:SNSとかの話ね!推しの写真が上がるかもしれないから!!!(笑)
なつき:でも私も女子ドルの推しがアイドル活動を卒業して舞台に出るようになった途端に若手俳優と写真撮ってSNSにアップするようになって、そのときはすごく複雑な気持ちに……。なんだろう、親心?(笑)
かりん:それ、ヅカヲタの友人が前に似たような事を言っていた気が…。「ヅカの中だと(概ね)決まった相手役だけど、卒業した途端によその男と絡むから嫉妬してしまう。」って言っていて。
なつき:単純に異性とやりとりしてるところが見えるとドキッとしちゃう。ないわけないのに。
優子:でも「今までなかった事」だからきっと気になるんだろうなあ…。


リア恋と夢女子の違いは何だ?


かりん:ちょっと話がそれるんだけど、今回アンケートを取っていて「夢女子との違いって何?」という話が出てきて。
個人的には「リア恋」は現実だし、夢女子は「夢」だよね。文字そのままじゃん。夢女子は「架空の世界に自分が飛んでる、”ありえない”想像をして楽しむ」んだけど、リア恋は「現実世界に推しを引っ張ってくる(もしくは推し側の現実世界に飛び込む)」というイメージなんだけど、皆さんのご意見はどう?
ちなみにここでも特に正解を定義する意図はなくて、「こんなに考え違うんかーい!」っていう差分が知りたい感じ。
ミナミ:私の中で夢女子は「当人の中ではすでに推しと付き合ってることになってる人」、リア恋は「推しと付き合いたいという願望がある人」って感覚かな。
優子:なんだろう~、現実味があるかないかかな?夢女子は「結婚して一緒にご飯食べてるのを想像してる子」で、リア恋は「結婚して一緒にご飯食べる為に頑張ってる子」みたいな……?
なつき:個人的に「夢女子」ってあんまりなじみがない言葉なんだけどそうか、夢小説の延長みたいな感じだから「夢」なのか。
かりん:そうそう!夢小説の「夢」から来てる!……と、言い切っていいのかは解らないけど今回は言い切る!
なつき:そしてリア恋は逆に現実的……。現実とは違う世界だからいい!実生活となんて混ぜたくない!と思ってる人は「リアル」っていう単語を持ち出されるのも嫌がりそう。極端な話だけど。
優子:や、でもその気持ちわかる。私はある種現実逃避でおたくやってる部分があるから、なんでそこに現実ってワードが出てくるんだ!?ってなる人はきっといるよね。
ミナミ:現実逃避だったはずなんだけどな……なんでこっちが現実になってるんだろうな……。
かりん:遠い目をしない!(笑)
でも「本気で付き合えると思ってないけど好きになっちゃってる人」、もしくは「本気で付き合いたいから行動してる人」がリア恋のイメージっていうとちょっとまた違うかもなんだけど、ニュアンスとしては…伝われ……。
リア恋の中でも「実際にその対象に近づこうとしている」という人もいれば、「感情はリアルだけれどそれを現実の関係性に持ってくる気はない」人もいて、軸が「リアル」にあるっていうか、「現実世界がそうだから、じゃあ自分はこうだ」みたいな事を考えてるのがリア恋かなあ?
ミナミ:意外に「リア恋だけど片想いのままでいいと思ってる」って回答も多かったよね。リア恋ってだけで世間的には「本気で付き合えると思ってるの!?(笑)」と思われがちだけど、みんながみんな成就させたいと思ってそのための行動を起こすわけじゃないんだよね。
優子:はーーーなるほど、そっか、「本気で付き合えないのが解ってる」のも確かにリアルだわ。
なつき:聞いてるだけでつらくなってきた…。きちんと現実と向き合った上でそれでも好きって想像しただけでつらい……。普通の恋と違って告白するのもフラれるのも自由にできないって切ないな~。
かりん:なつきさんいい所ついた!そう!そこなの!「告白するのもフラれるのも自由に出来ない」から、答えが良くわかんないし、営業なのか脈アリなのかもわかんないからどんどんこじらせるんだよ!!
ミナミ:つらい!つらい!!!やめてつらい!!!!
優子:会話をしていく内に、どんどん「そうか皆大変なのか…」みたいな気持ちになってきて、一方的に否定するのはやめようと思えてきたよ……。
かりん:ご理解痛み入ります…(笑)。
と、話が盛り上がってきた所で!今回はここまで!次回以降も随時更新していくので、よろしければお付き合いくださいー!!!


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*1:自分の事を認知してくれる人を好きになるおたく

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